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ワタナベ鍼灸院の頭痛治療

ワタナベ鍼灸院の頭痛治療

なぜ当院で治療すると頭痛が治るのか?

近年、ファシア(筋膜)という言葉をよく耳にすることが出てきましたが、それには大きな理由があります。それは、このファシアは"人体最大の感覚器官(感覚神経)"であることがアメリカで解明されつつあるからです。つまり、痛みを感じているのはファシアだということになります。

そして、このファシアは日本語では「筋膜」と訳されていますが、本当は筋肉だけでなく、血管、神経、腱、靭帯、関節などの結合組織もファシアで構成されていたり、覆われていたり、このファシアで全身が繋がっています。

また、慢性痛がある部位はそこのファシアの滑走性が低下し、弾力性を失っているという現象があり、それによって感覚器官であるファシアが痛みを感じていることもわかっています。

私たちは、ハワイ大学医学部の人体解剖実習で実際のご献体でそのファシアの硬さや深さ、そして感覚器官としての知識を専門的に勉強することで、結果へと繋げていくことができます。

さらに私たちはこれだけにとどまらず、ファシア(筋膜)の連結する身体のラインを勉強することで、患部から遠く離れた部位に原因がある場合も、それを発見し、アプローチを施すことで早い段階での疼痛軽減や消失という結果を出すことができます。

ファシア鍼治療について

当院のアプローチ方法は大きく分けて3種類あります。
1点目は「ファシア鍼治療」、2点目は「筋膜ファシア・アプローチ」、3点目は「関節ファシア・アプローチ」です。

ファシア鍼治療

・深層部の筋膜に直接アプローチし修復を促す

ワタナベ鍼灸院の鍼治療は痛みがある部位とそれを誘発している部位を問診や触診から探し出し必要に応じて、できる限り痛みを感じないように、最小限の(極細の鍼)刺激で施術をしていきます。

痛みが慢性的にある場合、大抵そこに継続的にストレスが入ることで、何層にも重なって結合組織の塊ができています。それが浅層部だけでなく、深層部にも及んでいることが多く、鍼治療がとても有効です。

特に首の深層部などは何層にもなっていてファシア(筋膜)を捉える指先の感覚が必要となり、私たちは常にその技術の訓練をしています。

ファシア鍼治療

筋膜ファシア(筋膜)・アプローチ

  1. ・癒着し動きの悪くなった筋膜の滑走性を取り戻す

ファシア(筋膜)は何層にも重なり、本来はそれぞれ独立した動きをするのですが、首や肩など姿勢維持で継続的なストレスがかかる部位はファシア(筋膜)と筋肉、ファシアと血管、ファシアと神経上膜などが癒着を起こし、肥厚しています。その部位に対して、適切な角度と深さに心地よく徒手でアプローチをすることで、緩んでいき、弾力性を取り戻していきます。

また、私たちの施術は鍼とこの施術を合わせることで、より細かくピンポイントで患部にアプローチができるので、高い効果が期待できます。

筋膜ファシア(筋膜)・アプローチ

関節ファシア・アプローチ

・関節の動きを出し、骨格の歪みを整える


ファシアは筋肉だけではなく関節も覆っています。この関節部分のファシアが硬くなっている場合は関節自体を施術者が動かしたり、ストレッチをかけたり、圧迫を加えたり、また患者さん自身に動かしてもらったりすることで、歪んでいる骨格(脊柱)を元の位置に戻し正常な柔らかさと正常な動きを取り戻していきます。

これは痛みを取っていく上でとても重要な項目になります。特に頭痛治療では頚椎や胸椎の関節の動きや柔らかさを重視していくことで改善に繋がるケースが多くあります。